このゴールデンウィーク中に家庭菜園はいかがですか?
ナスやトマトなど植えるなら今がベストシーズンです。
わたしたち夫婦は去年から家庭菜園をはじめました。
備忘録と初心者なりの失敗談、反省点の共有をします。
<2020年植えた時期>
4月11日にトマトとナスを植えました。
4月23日にはトウガラシを追加。


どちらも種からではなく、この時期ホームセンターや道の駅に多い、苗から選びました。
<栽培環境>
うちには人が歩けるけど2人並んでは歩けないくらいの幅の庭がありますので、そこにプランターを2つ用意。東南向きで日当たりは良好です。
私はまるっきり初心者で知識もゼロ、ノリで初めてしまったので玄人には考えられないミスもたくさんありましたが、それでもなんとかなりました!
でも、私のようになんとなるでしょという人の為にも、自分の為にも、来年少し成長しているために失敗談や反省点をメモします。
思い立ったが吉日
去年は何も考えず、「野菜を育てたい!」と思い立ったのが遅く(7月)、トマトやナスの苗が売っていなかったので唯一見つけたきゅうりを植えました。(直植え)
住んでいる地域の土は埋め立て地の土なので少しずつ貝殻が浮いてくることもあり、
ホームセンターで植物用の土を購入して入れ替えてみましたが、どれほど効果があったのか... 秋にはまた貝殻が浮いていたように思います。
それでも夏の間どんどん伸びるきゅうりの蔦を眺めるのは楽しかったです。
数本は収穫できました!
色々失敗や反省点がありましたが家庭菜園はぜったいに毎年続けたいと思う程楽しかったです。
思い立ったが吉日です。
さいしょに買うべきもの
去年の失敗を生かし、今年は早めにスタート。
4月中にホームセンターに行き、下記を新規購入!
・トマト2つ、ナス2つ
・土(野菜用)
・プランター 2つ
・肥料(トマト用とナス用、200g入)
・支柱(トマト用とナス用)
昼過ぎに家に帰ってわーいと外に出て早速プランターに土を入れ、苗を埋め込み、支柱を指し、簡単簡単♪とあっという間に完成。
最後に肥料を追加するときになって、肥料の袋の裏側も見て、あれ?
今年の失敗
「プランターの場合元肥は植える2週間前に」
これ、ちょっと調べれば常識なのですが、植える日に肥料を入れるのではなく、2週間以上前に土になじませて置かなければならないようです!
今ならまだ引き返せる・・・けれどもせっかちな私たち夫婦は
「まぁ、なんとななるでしょう♪」とそのまま待たずに植えてしまいました。
しかも、「元肥か追肥か」でも「プランターか直植えか」でも肥料をあげる量が異なるので、「元肥」かつ間違えて「直植え」の量の元肥を入れてしまったので、栄養過多。
これが後ほど育ち方や味にどんな影響を与えるかは分かりませんが、とりあえず22日経過時点では良好に見えます。


去年の失敗から学んだこと
去年のきゅうりの失敗を生かして変更したことがこちらです。
植える時期:4月中旬〜5月下旬
結論をいうと、きゅうりも本来その時期なのですが7月に植えても育ちました。
ただ、ピークを過ぎると成長に適していないだけでなく市場にも出ていません。
4〜5月くらいが売られている苗が多いので今からで間に合います!
植え方:直植えからプランターに
去年はノリではじめたので、何も考えず、土をならして何となく直植え(庭の土に直接)で!
でも後から調べるときゅうりなどは「連作障害」があり、同一作物(同じ科の野菜)を同じ土で繰り返しつくり続けることによって生育不良や収穫量が減ってしまう障害が起こってしまうことがわかり、直植えを続けたけらば2〜3年、この種類の植物を植えるには待たなければならないことが発覚。
「小さな庭で毎年簡単な植物を楽しみたいな。」という人にはプランターのほうが良さそうと思い、今年はプランターにしました。
支柱:あらかじめ長いものを買う
本当にリサーチ不足過ぎるのですが、去年はまずナスを買ったと思って家に帰ったらきゅうりでした。
まぁいいかと思い早速、植えると、つるがどんどんどんどん伸びる。
どんどんどんどん伸びて、まっすぐ立てなくなってきたので、支柱が必要なのだと思い、小学生の頃朝顔の観察をしたような簡単な支柱を100均で購入。(←ケチりたい気持ち)
すると、少しの間はつるを巻きこむことができたのですが1週間くらいで余裕でサイズ超え!隣の家の柵まで伸びる伸びる。
困り果て、最終的には180cm程にもなる支柱(1本400円程度)とネットを買い足しました。
植物の成長は半端ないのだと学んだので、今年はあらかじめ苗と一緒に長い支柱も購入。
トマトやナスなど初心者向けで人気の植物は支柱もその植物用の組み立てになっているものが売られているので、それを買いました。
1本400円程かかりましたが、これをケチると大変なことになるので要注意です。
家庭菜園はスーパーに比べてお得かどうか
はじめ、100円以下の苗でたくさんお野菜が収穫できてお得〜♪♪
スーパーで茄子が通常3本198円(税別)なのに、70円で15本くらい収穫できちゃうなんて経済的〜♪
なんて思っていましたが、私の場合比較するとこんな感じです。
家庭菜園(なす1株)にかかった費用
苗: 70〜100円程度
土:おいしい野菜を育てる培養土(498円)
支柱:ミニトマトとなすの野菜支柱150cm (498円)
肥料: 99円+これから追肥
を合わせると結局1つのお野菜に対して2,000円程はかかりました。
もちろん、どの商品も大型ホームセンターの定価なので、もちろんもっと上手に安く済ませることはできます。
よく行く千葉の大型スーパーの場合
ナス3本: 198円(税別) 1本あたり約72円
家庭菜園の場合
収穫数: 1本あたりの値段
15本: 134円
30本: 67円 ←ここでようやくスーパーよりお得に
50本: 40円
100本: 20円
上手な方だとゆうに100本以上収穫できるそうですが、諸条件や最初の肥料のこと、いろいろふまえると私たちは数十本が限界じゃないかなぁなんておもっています。
でも、「お得かどうか以上に、毎日庭をながめる楽しみと植物の成長を楽しめることを考えたら、やっぱり家庭菜園は良いものだなぁ♪」
なんて結論づけようと思っていましたが、こうやって数字にしてみると俄然やる気が出てきてしまいました。
ひとまず、目指せ30本!
家庭菜園の楽しさ
毎日成長が楽しめる
繰り返しますが、毎日にょきにょき葉っぱが伸びる姿を観察するのは癒されますし、元気がでます。
自分も成長できる
こうして失敗や反省を繰り返しながら栽培が上手になる(きっと)も楽しみのひとつです。
最初から完璧をめざさなくて良いじゃないかと気軽にたのしみます。
時々成長記録を追記します。お楽しみに〜
#家庭菜園 #Kitchen garden #Stayhome